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スクール・通信講座選びのポイント − カリキュラムのチェックポイント

(1) 宅建試験講座の申込時期

標準的な講座開始時期は3〜4月頃

宅地建物取引士試験は例年10月に行われます。
各資格スクールでは、例年3月〜4月頃から、科目ごとの基本講義を開始する講座が多くなっています。通信教育講座の場合は、通年で受講開始可能です。

学習開始は遅くとも6月頃までに

スクールによっては、試験開始直前の7・8月頃から受講開始できる短期学習コースを用意していますが、勉強開始時期が遅れるほど、週に何回もスクールに通わないといけないなど、広い試験範囲を短期間でインプットしなければいけなくなります。講義を受けるだけで精一杯で、本試験に間に合わない、ということになりかねません。

宅建試験の試験範囲の広さ、必要な勉強時間を考えると、ゆとりをもって早めに申し込むのがベストです。合格者の中には、「3ヶ月で合格」という人もいますが、勉強時間がたっぷり取れる人か、資格試験の経験な豊富な人、または法律・不動産の予備知識がある人でないと厳しいでしょう。初学者の場合、資格スクール、通信教育いずれの場合でも、遅くてもGW明け〜6月ぐらいまでには講座を申込み、勉強を開始するのがよいと思います。

(2) カリキュラムのボリューム

宅建試験のカリキュラムの分量は、スクール・通信教育各社によって違いがあります。資料請求したら、下記の項目をよく比較してください。

  1. 講義の回数、総時間数
  2. テキスト・教材の種類、厚さ
  3. 問題演習や模試の回数

講座のボリュームと受講費用はある程度比例する

スクールと通信教育会社を比較すると、全体的な傾向としてはスクールの方がボリュームが多め、通信教育の方が少なめです。また、一般的には講座のボリュームが多いほど、受講費用も高めとなります。

自分に合ったボリュームの講座とは?

講座のボリュームやテキストの分量は、多ければ多い方がいい、というものではありません。個人個人にとって最適なボリュームというものがあります。

カリキュラムのボリュームが多い方が、細かい論点も含めて試験範囲を広くカバーできるので安心ですが、あまりにボリュームの多い講座は、勉強が追い付かず消化不良となってしまう可能性もあります。

私の経験からいうと、以下のようなタイプの人は、ボリュームの多い講座を選んでも問題ないでしょう。

  1. 他の資格試験の受験経験があり、資格試験の勉強には慣れている
  2. 本を読むのが速い方で、理解のスピードには自信がある
  3. 不動産に関する実務知識が多少はある
  4. 仕事がそれほど忙しくなく、平日からある程度まとまった勉強時間が取れる
  5. どちらかというと完璧主義だ

逆に、次のタイプの人は、ボリュームの少なめの講座を選んでおくのが無難です。

  1. 資格試験は受けたことがなく、あまり自信がない
  2. 本を読むのはあまり速くない
  3. 仕事が忙しくて、毎日コンスタントに勉強時間を取るのが難しい
  4. 不動産や民法に関する知識は全くない

ボリュームが少なめの講座を選ぶ場合の注意点としては、講義やテキストがコンパクトに絞りこまれている分、問題演習を通じて知識を補強していく必要があることです。他の受験生が知っているのに自分は見たことがない、という論点を減らすためにも、アウトプット学習がきちんと含まれている講座を選びましょう。

なお、資格スクールの標準的な宅建講座では、インプット・アウトプット含めて週2コマ×6ヶ月程度が平均的なカリキュラムです。通信教育講座では、6ヶ月程度の学習期間としている講座が多いです。

(3) カリキュラムの構成

資料請求したら、カリキュラムの構成・内容もよく比較しましょう。宅建試験の標準的な講座は、次のような項目の講座を組み合わせたパッケージになっていることが多いです(各項目の呼び方はスクールによって違います)。講座によって、全て含まれている場合もあれば、一部が別途オプションになっている場合もあります。

講座価格(受講費用)の比較は、同じような条件で行う必要があります。「安いはずの講座を選んだのにオプションをいろいろ追加していったら最終的には結局高くなってしまった」ということもあるので、ここは特に注意して下さい。

  1. 科目別のインプット講義
  2. 問題演習(答案練習)
  3. 模擬試験
  4. 直前期のまとめ講座・法改正講座等

初心者は「入門講義」から入るのもひとつ

資格スクールでは、科目別の本格的なインプット講義(基本講義)の開始前に、初学者向けの入門的な講座を開講している場合があります。

資格試験を受けるのが初めての人や、法律系の勉強をした経験のない人は、いきなり本論に入る前に、各科目の全体像や法律の基本的な考え方を学んでおくと、スムーズに本格的な科目別の学習に入りやすいと思います。

ただし、初心者だから必ず入門講義を受けないといけない、ということはありません。時間や費用面で余裕のある方は、検討してみてもよいと思います。

(4) 開講場所・日程

「開講場所 = 教室生講義」とは限らない!

通学講座で勉強する場合、開講場所はよく確認しましょう。
大手スクールの場合、校舎はたくさんありますが、教室での生講義は全ての校舎で開講しているわけではありません。DVDブースでの受講や、教室のテレビ画面でのサテライト講義となる場合もあります。

「○○校では実はやっていなかった」「有名な講師に教わりたかったが受けられなかった」ということのないよう、自分が通いたい校舎で宅建講座が開講されているか、資料請求したら確認してください。

講義開始時間には余裕を持って出席できるか

また、意外に見落としがちなのが講義日程(曜日・時間)です。特に平日の夜、仕事帰りに通う方は、スクールまでの移動時間も考えて、講義の開始時間に余裕をもって出席できるかどうか確認しておきましょう。