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宅建試験の勉強法 − 宅建試験勉強法(その1)

基本的知識を確実に身につける

公表されている宅建試験の出題対象には多くの法律が含まれていて、試験範囲そのものは非常に広くなっています。しかし、実際に出題される分野や項目はある程度きまっています。

したがって、出題範囲の法律をすみずみまで勉強する必要は全くなく、繰り返し出題されている基本的知識をしっかり身に付けることが重要になります。何度も受験しているのに合格できない人に多いのは、試験範囲の中の細かい内容や、過去にほとんど出題されていないことまで覚えようとするあまり、肝心の基本的知識があやふやになってしまうケースです。

宅建試験は50点中7割前後得点すれば合格できます。他の受験生より何点も多く取る必要はありません。勉強範囲を広げるのに時間を使うのではなく、過去問を中心とした基本的知識に重点を置いて、繰り返し学習することが何より大事です。

過去問は重要だが「過去問の解き方」はもっと重要

合格に必要な基本的知識は、「過去問」につまっています。宅建試験の問題のうち7割前後は過去問の焼き直しなので、過去問を完璧にこなせば、合格ラインにかなり近づくことができるでしょう。

だからこそ、どのスクールでも、テキストや講義による知識のインプットだけではなく、「過去問が重要です」「過去問を繰り返し解けば合格できます」と指導しています。しかし、過去問の勉強で重要なことは、「どのように過去問学習を行うか」という「過去問の解き方」です。

過去問学習の悪いパターンは次のようなものです。

  過去問をとにかく回そうとする
→ 何回も回しているうちに問題文を見ただけで正解選択肢が何番か覚えてしまう
→ 考えなくても解けてしまう(解けた気になる)

過去問はむやみやたらと回数だけこなせばいい、というものではありません

次のようなプロセスを常に意識しながら過去問を解くと着実に実力がつくと思います。

  1. 過去出題された問題単位で解くのではなく、選択肢単位でひとつひとつきちんと解く。過去問を分野・項目順に並べた一問一答形式の問題集が有効。
  2. 「次の選択肢から誤っているものを選べ」という誤肢選択問題は、具体的に選択肢文中のどこが間違っているのか、確認しながらていねいに解く。
  3. 過去の出題頻度から、A〜Cランクのように重要度が分類された問題集を使う。頻出のA、Bランクの問題から優先的に取り組み、余裕が出てきた段階でCランクにまで知識を広げる。
  4. 過去10年分をできれば5回ぐらいは回す。ただし、回数は多ければいい、というものではなく、「1問1問ていねいに解く」ことを意識する。